世界銀行のゼーリック総裁は20日、フィンランドの首都ヘルシンキで「世界経済は依然として後退しているが、しかし、後退の速度は落ちてきている」と述べました。
この日、ゼーリック総裁は北欧やバルト海沿岸諸国の財務相と、ヘルシンキで定例会議を開きました。ゼーリック総裁は会議後の記者会見で、「現在、国際投資市場はいくらか回復の兆しを見せている。株式市場は回復し、銀行間の貸付リスクは減少し、貸付市場もそれによって正常に回復している」と述べました。
また、ゼーリック総裁は世界経済危機による保護貿易主義に憂慮を示し、「保護貿易主義は世界貿易に依頼している国にとって非常に危険である」と語りました。(翻訳:玉華 チェック:安藤)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |