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中国特使、パレスチナとイスラエルの和平を呼びかけ

2010-06-09 12:57:06     cri    
 中国の呉思科中東問題特使は8日、テルアビブで記者のインタビューを受けた際、「中国はイスラエルがガザ地区に対する封鎖を一日も早く解除し、パレスチナとイスラエルの間接交渉に有利な条件をつくるよう呼びかける」と述べました。

 呉思科特使は、「中東和平プロセスは現在、非常に重要な段階にある。パレスチナとイスラエル双方の努力を通じて、間接交渉を始めた。これはこの1年来行き詰まった情勢を打破する確実な一歩だ。双方が相互信頼を強め、対話を通じて平和を実現させる意志を確かなものにするよう希望する。和平交渉には妥協、譲歩、将来へのビジョンと果敢な精神が必要だ」と述べました。

 また、5月の末に発生したイスラエル軍による国際救援船団への襲撃事件について、呉特使は、「中国は国際調査団を設置し、事件に対し、光明正大な調査を行うことを支持する。イスラエルは一日も速くガザ地区に対する封鎖を解除すると共に、パレスチナ国民の中のガザ地区をコントロールしているイスラム原理主義組織(ハマス)の政治的な影響力を軽視してはならない。封鎖の解除はパレスチナ内部の和解にプラスとなり、パレスチナ国民の生活改善につながる。パレスチナ国民の中におけるハマスの影響力は大きなもので、和解におけるその役割を重視するべきだ。双方は間接交渉の機会をつかんで、和平プロセスを絶えず推進し、一日も早く実質的な進展を遂げるよう希望する」と述べました。(翻訳:トウエンカ)

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