中東問題に関係する4者(国連、EU・欧州連合、アメリカとロシア)は、19日モスクワで声明を発表し、パレスチナとイスラエルが和平交渉を再開することを呼びかけました。
この声明は、パレスチナとイスラエルが間接交渉をはじめるのは条件なしの直接交渉を再開する重要な一歩だとしています。ロシアのラブロフ外相は会談後の記者会見で「本日発表された声明は今の状況を正しく分析し、また、今後の交渉の方向を明らかにした。われわれはまずは間接交渉を行い、その後に直接交渉を行うことを主張している」と述べました。
この声明は、イスラエルが東エルサレムで新入植地を拡大することに反対し、エルサレムの地位に関する問題は平和的交渉で解決されるべきだとしています。(翻訳:任春生 チェッカー:金井)
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