イスラエルを訪問中の中国の呉思科中東問題特使は6日エルサレムで、イスラエルのリーベルマン外相と会談し、両国関係や中東和平交渉について意見を交わしました。
その中で、呉思科特使は、「イスラエルとパレスチナが間接的な形で平和交渉を再開したことは、これまで1年続いた難局の打開に向けて歩みだした着実な一歩である。中国はこれを歓迎する。平和交渉を進めるためには、相互信頼が必要である。また、双方が戦略的な視点に立ち、柔軟性を持つ姿勢で妥協を通じて問題を解決することを期待している」と述べました。
呉思科特使はまた、「中国は国連常任理事国として、イスラエルを含む各関係方面との交流を強め、中東和平プロセスの促進で建設的な役割を果たしていきたい」と表明しました。
これに対して、リーベルマン外相は、「間接交渉から一日も早く直接交渉に移行できるよう、イスラエルはパレスチナと共に努力していきたい」と述べました。(閣)
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