中国の易小準商務次官は21日天津で、2010年、東アジアの経済規模がユーロ圏を超え、世界で最も経済の活発な地域になると述べました。これは第３回アセアンと中日韓メディア協力サミットの開幕式で述べられたものです。その中で、さらに、「この1年で、東アジア地域は輸出と投資市場崩壊という逆境を抜け出し、世界経済の回復に有利な条件を整えた。開放的かつ安定したマクロ経済の発展方針は、東アジア発展の鍵となる。2009年、東アジアの貿易額は世界の4割を占め、外貨準備高は世界全体の6割を超え、地域内貿易の割合は半分以上に達している」と述べました。

　なお、韓国経済研究機構の予測によりますと、2010年、東アジアの経済規模はユーロ圏を超え、12兆8900億ドルに達する見込みです。さらに2014年に、世界一の経済大国のアメリカと肩を並べることが予想されるということです。（閣、畠沢）