中国財務省国際局の鄭暁松局長は21日、外務省で開かれたブリーフィングで、「中国は東アジア地域における金融協力の推進に大きく貢献した」と述べました。

　その際、「ここ数年、中国と東アジア諸国との努力により、CMI・チェンマイ・イニシアティブに進展が見られ、ある程度の成果を上げてきた。また、中国は東アジアの構成国と3600億元規模の二国間スワップ協定を結んだ。そのほか、AMF・アジア通貨基金と証券市場の設立に貢献をした」と述べました。

　鄭局長はまた、中国は各方面と共に、地域内における金融協力を引き続き推進し、東アジア共同体の実現に力を尽くしていく姿勢を示しました。（万、田中）