中国周生賢環境保護相は9日、北京で、「中国は今後、重金属の汚染問題を解決していく」と述べました。

　周生賢環境保護相は、「このほど発表された中国第1回汚染源調査報告によると、現在、クロム、砒素、水銀、鉛などの年間排出量は900トンに達している。これに対して、今後、重金属汚染可能性のある業界と企業、地域で汚染防止総合計画を制定してこの問題を解決していく」と述べました。

　中国政府は今年2月、第1回全国汚染源調査報告書を発表しました。それには各種汚染源の現状、汚染の処理レベル、存在している問題などが記されています。（翻訳：玉華　チェック：国清）