中国外務省の秦剛報道官は30日北京で、「オバマ大統領やスタインバーグ国務次官補が中米関係を推し進める積極的な態度を賞賛し、台湾問題やチベット問題での原則的な承諾を重要視している」と述べました。
現地時間の29日、オバマ大統領は中国の張業遂新任駐米大使から手渡された国書を受け取り、「アメリカは中国と共に、21世紀の積極的かつ協力的で全面的な米中関係の確立に取り組み、実務的な行動を取り、共同で挑戦に対応するパートナーシップを築き上げていく」と語りました。同じ日、アメリカのスタインバーグ国務次官補は記者会見で、「中国との積極的かつ実務的な協力関係を発展させたい。民主・共和両党が長い間実施してきた一つの中国という政策を堅持する。チベットは中国の一部であり、アメリカはチベット独立を支持しない」と語りました。
これに対し、秦剛報道官は、「中米両国は世界で影響力のある国で、良好な中米関係は両国と両国民の根本的な利益に合致し、アジア太平洋地域、並びに世界の平和、安定と繁栄に有利である。中国は一貫して中米関係を重視し、長期的かつ健全で安定した中米関係の発展に取り組んでいる。双方は両国首脳の合意した共通認識を真剣に実施し、中米間の三つの共同コミュニケの原則と精神にのっとって、対話と交流を強め、相互信頼と協力を深めると共に、敏感な問題を妥当に取り扱い、21世紀の積極的かつ協力的で、全面的な中米関係の構築に共に努力していく」と語りました。(03/30 翻訳者:Lin チェッカー:Kokusei)
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