ドイツを訪問中の中国チベット学者代表団は23日、ドイツ駐在中国大使館で、ドイツメディアと座談会を開き、チベットの状況や中国政府のチベット政策について説明し、ドイツ人記者の質問に答えました。

　中国チベット学者代表団の団長で、中国チベット学研究センターのダンズンルンジュ研究員は少数民族地域の自治や中央政府と全国による支援、チベット文化の保護と発展、宗教と信仰の自由、環境の持続可能な発展などを含む中国政府の基本的なチベット政策を紹介しました。

　ダンズンルンジュ研究員は1月に開かれた中央政府の第5回チベット活動会議の内容を重点的に説明し、「会議ではチベットの飛躍的な発展と長期的な安定を促進させる戦略的な処置が話合われた。また、チベットが中国の特色とチベットの特徴を持つ発展の道を歩むことについて共通認識に達し、チベットを中華民族の特色を持つ文化の保護地へと建設し、生態安全を守ることが提出された」と述べました。

　ダンズンルンジュ研究員はまた、ドイツ各界の人々がチベットを訪れ、その発展と変化をその目で見てほしいと述べました。（翻訳：トウエンカ）