オーストラリア訪問中の全人代チベット代表団は17日午後、キャンベラでオーストラリアの上下両院の議長と会談しました。
この代表団を率いたチベット自治区人民代表大会常務委員会のシャンパ・プンツォク主任は席上、今回の訪問と交流により議会間の交流に活力が注がれ、これによって両国関係が推進されることを期待した上で、「チベット関連の問題は中国の核心的利益にかかわることで、われわれとダライ・ラマとの矛盾は民族問題、宗教問題と人権問題でもなく、中国の主権と領土保全に関係してくる問題だ」と強調し、この点を理解した上で、関連問題を慎重に処理するようオーストラリア側に求めました。
オーストラリア上下両院の議長はチベット全人代代表団の訪問に歓迎の意を示しました。そしてジェンキンス下院議長は「オーストラリア側は、政府、議会と各政党がいずれも一つの中国の政策を堅持し、中国の主権と領土保全を支持し、チベットは中国領土の切り離すことのできない一部だという認識を堅持していくことを保障する」との姿勢を示しました。(翻訳:ヒガシ)
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