パリを訪問中のチベット自治区人民代表大会常務委員会代表団は2日午後、フランス外務省を訪れ、アジア大洋州局のジャン・オルティス局長らと会談を行いました。

　席上、代表団のリェチュ団長は経済、文化、教育、保健など分野におけるこれまで50年にわたるチベットの大きな変化を説明しました。

　これに対し、ジャン・オルティス局長は、今年4月発表されたフランスと中国両国の共同コミュニケでのフランスの立場を改めて強調した上で、中国の領土保全を尊重し、また議会間の交流を重視し、中国との協力を強めていきたいとの見解を示しました。（ジョウ＆林）