中国チベット自治区の人民代表大会代表団一行はフランスで3日、マルセイユ市長を兼任するゴーダン上院副議長と会談しました。その際、チベット問題について、フランスと意思疎通と交流を深めたい意向を示しました。
代表団を率いるレチョック団長は会談で、チベット人民代表大会とフランス議院とのここ数年の交流を振り返り、ゴーダン副議長のチベット訪問を歓迎する意を伝えました。また、「チベットに関心を持っているフランス人も多いが、中国を反発する一部の人間の根も葉もないデマにより、誤解も生じている」とした上で、「状況を改善するためには、一層の交流と意思疎通を行うことが必要だ」と指摘しました。
これに対して、ゴーダン副議長はチベットは憧れの地だと語りました。その上で、来年の上海万博に出席し、チャンスがあれば、その際にチベットにも訪問したい考えを示しました。
なお、代表団はこの日の午後、フランス南部の港町マルセイユ市を見学しました。(閣、田中)
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