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米駐在大使、「米が中国の核心的利益を尊重するよう」

2010-03-01 17:21:42     cri    

 アメリカ駐在の周文重中国大使が退任を前に、記者会見を行い「アメリカは、中米間の3つの共同コミュニケと『中米共同声明』を踏まえ、中国の核心的利益や重大な関心事を尊重し、中米関係の健全かつ安定した発展を推進していくべきだ」と述べました。

 周大使は、「昨年(2009年)、双方の努力の下で、中米関係は順調に発展してきた。しかし、アメリカ政府は台湾にパトリオット・ミサイルなどの武器を売却し、また、アメリカの指導者はダライ・ラマ氏と会談を行ったため、中米関係にマイナスの影響をもたらした」と述べた上で、「これに対しアメリカは積極的な措置をとって、マイナスの影響を取り除くべきだ」と強調しました。

 また、周大使は今後の中米関係について「お互いに核心的利益や重大な関心事を尊重し、配慮することは、中米関係の健全的な発展の前提となっている」と示しました。(万、国清)

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