初の中国訪問を行ったアメリカのオバマ大統領が中国の首脳と北京で会談を行い、『中米共同声明』を発表したことを受けて、海外メディアや各界の人々は、「中米首脳会談で多くの重要問題に関する合意が得られ、実り多い成果を収めた。これにより、中米両国は新たな協力時代に入った」と評価しています。
米中関係全国委員会のオーリンズ会長は18日、「両国の首脳は会談で、幅広い分野の問題について話し合った。これは両国関係がますます緊密化していることを物語っている」と述べました。その上で、「オバマ大統領の訪中により、中米両国は多くの重要な問題で共通認識に達した。来年予定されている胡錦涛主席の訪米により、両国関係はさらに緊密となるだろう」との見解を示しました。
シンガポールの『連合早報』は19日に掲載した社説の中で、「世界で大きな影響力を持つ大国である中国とアメリカが、安定的かつ建設的な協力関係を構築することは、双方の利益のみならず、世界の利益にも合致する」と指摘しました。
また、イギリスのBBCは18日、「中米首脳会談は建設的な成果を収めた」と報じました。さらに、イギリスの『フィナンシャル・タイムズ』は18日、論説を掲載し、「オバマ大統領の訪中から、アメリカの対中政策を読み解くことができる。中国の影響力が日増しに拡大し、世界情勢が目まぐるしく変化する今日、オバマ大統領が中国を訪問したことは、アメリカが新たな姿勢で対中政策を模索していることの現われだ」としました。(11/19 翻訳者:Lin)
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