米財務省がこのほど発表した修正データでは、2009年末まで、中国は引き続き米国債の最大の保有国となっています。

　修正データによりますと、去年12月末までの中国が保有する米国債はこのほど公表された7554億ドルよりやや高く、8948億ドルとなっています。

　米財務省が2月16日に発表したデータでは、去年末まで、中国は342億ドルの米国債を減らして、保有残高は日本よりも低くなりましたが、最新統計では、昨年末までの日本が保有している米国債は依然として中国を上回っていなかったということです。

　米ストーン・アンド・マッカーシー・リサーチ・アソシエイツ（SMRA）社の研究報告では、米財務省のデータにはイギリスもしくは中国香港などで中国の投資者を代表して行った取引や、米以外の国で中国を代表して引き受けた米国債は含まれていないとしています。（翻訳：Yan）