イスラエル政府がヨルダン川西岸にある2カ所の宗教古跡をイスラエルの国家遺産に登録すると発表しましたが、これに対して国連は懸念を表明しています。ロバート・セリー国連中東和平特別調整官は22日声明を発表し、パレスチナとイスラエルの和平交渉を損なういかなる措置を取らないよう呼びかけました。
声明は「2カ所の古跡はパレスチナの占領された土地にあり、ユダヤ教、そしてイスラム教とカトリック教にとっても重要な意義を持っている」としています。
また、「平和を求めている人にとって、和平交渉の回復は最も大事なことだ」とした上で、誠意を示し、パレスチナの建国に向けてさらに積極的な行動を取っていくよう呼びかけました。(Katsu/村田)
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