イランのサレヒ原子力庁長官は22日、「イランは2010年3月21日から2011年3月20日までに、新たなウラン濃縮施設を2カ所建設する」と明らかにしました。

　イランのメディアはこの日、サレヒ長官の話を引用し、「昨年、イラン政府は国内で10カ所のウラン濃縮施設を建設することを決定した。現在、原子力庁はすでに20カ所の候補地選んだ。」と述べました。

　また、サレヒ長官は「アフマディネジャド大統領はまもなくイランの新型遠心分離機に関して発表する。建設する２カ所のウラン濃縮施設で新型遠心分離機を使う予定だ」と語りました。（Katsu/村田）