ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務次官は10日、「国際社会の対イラン制裁は核拡散防止メカニズムの強化に力を尽くすべきだ」と述べました。
リャブコフ外務次官は当日、記者会見で「イランが濃縮度20%の高濃縮ウランを製造することを受け、制裁問題が差し迫っている。もし、安保理が対イラン制裁決議を可決しても、この制裁は核拡散防止メカニズムの枠組みを超えるものではなく、メカニズムの強化に取り組むべきである。核拡散防止メカニズムの制裁決議を超えるいかなる行為も妥当ではない」と述べました。
リャブコフ外務次官はまた「制裁は問題解決の最終的な方法ではないが、ある時には行わざるを得ないことだ。」とした上で、「ロシアは依然として外交手段によってイラン核問題を解決することを主張する。国際社会が2009年10月に提出した核燃料供給方案はまだ有効だ」と述べました。
(翻訳:huangjing)
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