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クリーンエネルギー車の発展に力を入れる『BYD』

2010-02-19 16:50:51     cri    





















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 昨年2009年に、中国は世界一の自動車生産国と販売国となりました。その一方で、中国が独自開発した自動車も長年の発展を経て、技術と基準の面でイノベーションを進め、独自の発展モデルと方向性を確立しています。「比亜廸」(BYD・ビーワイディー)はそれを代表する企業として注目されています。

 エネルギー不足や環境破壊が深刻になるにつれて、世界の自動車産業は環境保護や省エネに力を入れつつあります。電気自動車や燃料電池車、水素自動車など多様なソリューションが出されている中、電気自動車は現在最も成熟したものになっています。BYDはまさにこの電気自動車の分野に自らの強みを持っています。

 BYDは1990年代初期に設立された会社で、当初はバッテリーを生産していました。わずか十数年後の2006年には、世界でも有数のバッテリーメーカーとなり、世界の携帯用バッテリーの3割を生産していました。BYD広報担当の楊昭さんによりますと、バッテリーは電気自動車の最も鍵となる技術ですが、BYDはちょうどバッテリー生産のコア技術を持っています。2008年、BYDは「F3DM」というハイブリット車種を打ち出しました。この車種は、2000回以上繰り返し充電できる上、60万キロの連続走行に耐えます。さらに、2009年、北米自動車展覧会で、「E6」という純粋な電気自動車を開発しました。E6は1回の充電で400キロ走ることができるということです。楊さんは「現在、ハイブリット車種「F3DM」の買い手は主に政府とグループ企業です。深セン市政府が初代F3DMを100台購入しましたが、半年経った今も状態は良好だということです。政府の政策支援や充電ユニットの進歩につれて、個人ユーザーを徐々に取り込んでいくことを考えています。また、電気自動車である「E6」は国の認証を申請しているところで、早ければ今年の初めに商品化が実現します」と語りました。

 BYDはクリーンエネルギー車の発展を重視しており、その視野を中国国内だけでなく、欧米市場にも向けています。BYD王伝福会長は「我々は北米市場への進出に非常に自信を持っています。向こう2年間で販売ネットワークを構築し、来年の2011年からクリーンエネルギー車の販売を開始する予定です。F3DMは世界で初めて大量生産にこぎつけたクリーンエネルギー車です。これは自動車産業における中国のパワーを示していると思います。技術とコストの両方の強みを生かせば、北米市場を切り開けると確信しています」と述べました。

 BYDのクリーンエネルギー車は早速注目を集めており、2008年、アメリカの著名な投資家バフェット氏が18億香港ドルでBYDの10%の株を購入しました。2009年、香港に上場したBYDの株は最高650%まで上がったため、世界金融危機の中、アジア株市場で最も業績の良い株と評価されました。

 現在、BYDは電気自動車に10億元、さらに深セン市にある生産基地に40億元を投資しています。クリーンエネルギー車の未来を見据えるBYD。独自ブランドの確立に向けて邁進しています。

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