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中国自動車業、自動車新政による自動車市場の振興を期待

2009-01-06 17:00:00     cri    



















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 金融危機の影響を受けた世界自動車業界の衰退に伴って、下半期から、中国国内の自動車販売量は減少しています。中国の温家宝首相はこのほど山東省を視察し、中国では自動車産業の振興計画を打ち出すと明らかにしました。第5回中国輸入車フォーラムが6日北京で行われ、参加者はこの計画を期待しています。

 2008年、内需不足のために車輌と部品の輸出が減り、国内での販売量も反落し続けました。中国全国乗用車市場情報聯席会の崔冬樹副事務総長は、「2008年中国の自動車市場はここ数年の急成長から遅い成長へと低迷し、第3四半期はマイナス成長となり、第4四半期は成長なしという状況だ。今年自動車市場は巨大な圧力がかかり、上半期にマイナス成長から回復する可能性も少ない。自動車振興政策の打ち出しは重要な意味を持っている」と述べました。

 中国で間もなく実施される「自動車産業振興計画」は、自動車市場の10%前後の成長率を保つことを目標にしています。中国全国乗用車市場情報合同会議の崔東樹副事務総長は業界予測から、この計画の重点を以下の3点にまとめました。「第一に燃料税の実施、第二に車両購入税の減免、第三に自動車金融市場の助成です」

 現在中国で自動車を購入する際、購入価格の10%にあたる購入税がかかります。専門家の分析によりますと、自動車市場の需要を牽引して消費を刺激するためには、排気量によって減免の幅に変化をつける必要があります。こうすることによって排気量の小さい自動車の購入を促すのです。また、クリーン・エネルギーを使用した自動車事業を発展させるために、中国国内ブランドの自動車を政府の購買計画に入れることで産業構造の調整を進めます。このほか、自動車金融市場や車のローンに対する支援政策にも期待がかかっています。

 自動車業界では、中国自動車市場の基本需要は依然として大きいと見ています。中国国家情報センターの徐長明主任は、「政府が自動車産業への支援を増やすことは、消費者の期待を高めるので自動車販売に有利だ」との見解を示しています。「(09年の中国自動車市場の)成長速度は政策の力量に大きくかかっている。政策の力量が強ければ、市場成長は速くなり、10%もしくはそれ以上もありうる」

 専門家によりますと、中国政府の「自動車産業振興計画」は、短期的に消費市場を刺激するだけでなく、自動車産業の政策を改善することによって、中国の自動車市場が省エネとエコロジーの方向へ移行することを促します。(翻訳:シンエン・黄恂恂、チェック:大沢)

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