中国民政省が31日明らかにしたところによりますと、この日の朝、四川省の遂寧市と重慶市潼南県の境界付近で発生したマグニチュード5.0の地震で、1人が死亡、13人が負傷したほか、家屋1000棟余りが倒壊しました。

　現在、被災地住民は落ち着きを取り戻しており、地震による通信、交通、供水、電力、天然ガスなどのインフラ施設への影響は大きくありません。救援作業は段取りを追って行われ、被災状況については調査中だということです。

　四川省と重慶市の民政部門は100張りあまりのテント、500枚の布団、それに食品と飲用水などの救済物資を被災地に届けています。（翻訳：玉華）