中国は世界最高峰、チョモランマの麓に、無人地震台を設立し、このほど、観測を始めました。この地震台の建設によって、中国とネパール国境地区の地震観測能力が強化され、チョモランマ地区の地質科学研究においても、詳しい資料を提供できるようになります。
チョモランマ地震台はチベットのシガツェ地区にあり、チョモランマのベースキャンプ道路まで約40キロ、海抜4255メートルの場所に位置します。チョモランマ地区では、中強度地震が多発していましたが、今まで地震台がありませんでした。今回の地震台設立によって、チベット南部地区の観測不足が補われたことになります。(オウギ/畠沢)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |