中国の中央銀行である中国人民銀行の調査統計局が29日発表した報告書によると、中国経済の回復傾向の状態は2010年にも保たれると予測しました。
新華社通信は『2009年四半期中国マクロ経済情勢分析』と題したこの報告書の内容の中で、「去年、中国の経済は国際金融危機に影響されたものの、国民経済はよい状態にあり、消費市場は活発で、輸出入は下半期に迅速に戻り、工業産業の生産は明らかに回復した」としました。報告書は「2010年、世界経済の安定した復活に伴い、国内の投資の意欲は強くなり企業の利益が上がり、国民経済の回復の勢いがさらに強化されるだろう」と予測しました。
また、報告書は「今年中央銀行は引き続きいくらか緩和された貨幣政策を実施し、貸付の合理化と充足を保障し、金融リスクを予防する」としました。(翻訳:李軼豪)
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