8日発行された「人民日報」は第1面に、「世界金融危機対応で大きな役割を果たしている中国は今後の経済振興にすべての力を集中しなければならない」とする内容の社説を掲載しました。
社説は「史上稀に見る世界金融危機対応で、中国は総括的な景気刺激策を実施したため、率先して危機前の水準に回復し始めた。去年第1四半期、中国のGDP・国内総生産は6.1%だったが、年末には9%近くになった。世界銀行は『中国の大規模な内需拡大策は自国経済だけでなく、世界経済の景気回復にとってもプラスである』と高く評価した。2010年の中国経済は成長の牽引力と景気後退のリスクが並行している。途上国である中国は自国の問題解決と国際社会への責任を全うするためには、危機感をもちながら、努力していかなければならない」としています。
(ジョウ&吉野)
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