国際通貨基金(IMF)のドミニク・ストロスカーン総裁は20日、香港で「アジア金融フォーラム」に出席した際、「アジアがけん引し、世界経済の回復は予想より速い。これから再び後退する可能性は小さいということを信じている」と述べました。
2日間に渡って開催される「アジア金融フォーラム2010」は20日に香港で始まりました。会議に参加した財政、金融業界の関係者や政府高官、及び専門家は「中国を含むアジア地域は2010年引き続き世界経済の回復をけん引していく」との見解を示しました。
ストロスカーン総裁は「アジア内部の需要は強くて、経済構造は安定しており、危機に対応する政策も速い。2011年、日本を除けばアジア地域の経済成長率は7%に達する可能性がある。従って世界経済は再び後退する可能性は小さい」と述べました。(翻訳:玉華 チェック:村田)
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