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鳩山首相のインド訪問、両国戦略協力を増進

2009-12-28 13:30:50     cri    





















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 インドのシン首相の招きに応じ、日本の鳩山由紀夫首相は27日ムンバイに到着し、インドへの3日間の公式訪問を始めました。鳩山首相の今回の訪問は両国の戦略協力関係強化がその目的と見られています。

 インド外務省の公表によりますと、鳩山首相はインド訪問期間中、ムンバイで経済や政界の代表と接触し、28日ニューデリーでシン首相と会談する予定です。会談内容は二国間の安全対話の拡大、経済協力レベルの向上および両国戦略パートナー関係の強化などの問題に及ぶということです。そのほか、双方は安全防衛の協力強化、両国軍隊の共同軍事演習およびインドのインフラ施設への支援などの問題について話し合われるということです。さらに、現在注目されている民用核協力協議の達成は今度の訪問では実現できないものと見られています。

 今回の訪問は鳩山首相が9月に就任して始めてのインド訪問となります。鳩山首相の訪問はインドと日本の間の戦略パートナー関係をさらに強化させていくだろうと見られます。歴史上、インドと日本の関係発展は順調とは言えませんでした。東西冷戦の時、日本はアメリカの陣営に入りましたが、インドは非同盟主義を唱え、旧ソ連と密接な関係を保っていました。インドが1998年5月に核実験を行ったため、日本はインドに対して厳しい経済制裁を行いました。しかし、ここ数年インドと日本は二国間関係の発展に非常な興味を示しています。2007年当時、日本の安部首相はインドを訪問し、双方の戦略パートナー関係が新しい段階に入ったという共同声明を発表しました。その後、インドは日本と首相会合メカニズムを保つ唯一の国となっています。

 インドにとっては、日本は何の歴史のかかわりや領土の揉め事もない国であり、先進技術と経済力を持つ国でもあります。第二次世界大戦後、インドは日本との関係発展を求めてきました。しかし、冷戦時、両国がそれぞれの陣営に属していたためと、さらに、インドとパキスタンの戦争期間中、日本が中立の立場をとり、日本に対してインドの失望感が増したために、80年代から90年代にかけて、日本とインドの間の経済技術協力の発展が割りと順調であったにもかかわらず、日本とその他のアジアの大国との大規模な協力関係と比べて、インドとの経済協力は日本にとって依然として主要な協力関係ではありませんでした。ここ数年、日本はインドの役割を重視し始め、その外交戦略の中で重要な戦略的地位を持ち始め、さらに経済が絶えず成長している大国としてインドはその他の国を牽制する手段ともなりました。そのため、ここ数年、日本とインドの政治、経済関係が急速に発展してきました。2008年から2009年の財政年度の二国間貿易額は120億ドルに達しました。現在、日本はインドの6番目の投資国であり、インドは日本の対外発展支援国の中の最大の相手国です。2008年から2009年にかけて、日本はインドに25億ドルの支援金を提供しました。

 ここ数年、日本が南アジア、東南アジア諸国との関係発展を積極的にしている戦略目的は、インドがとっている東アジアや東南アジアに影響力を拡大させる政策と似ています。両国は協力を通じて、東南アジアやその付近の海域およびインド洋への影響を保ち、エネルギー供給ルートの安全を確保しようとしています。また、国連常任理事国入り問題について、インドと日本は盟友ともいえます。一方、両国関係の更なる発展は一部の要素に抑制されています。インドの一人当たりのGDPは1000ドルぐらい、日本との貿易で、インドは日本にさらに大きな市場を提供できないだけでなく、原油などの戦略資源をも提供できません。事実上、これらはインドと日本の関係が長年実質的に発展できない重要な原因の一つでもあります。(翻訳:ooeiei)

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