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印首相の訪米の展望

2009-11-23 16:51:39     cri    





















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 インドのシン首相は今日(23日)から25日にかけてアメリカを公式訪問し、オバマ大統領が就任して以来、アメリカを訪問する初めての外国首相となります。

 アメリカのメディアの報道によりますと、インドのシン首相は23日にアメリカ商工会議所とアメリカインド企業委員会によって共催される歓迎レセプションに出席し、挨拶をする予定です。その後、ウッドロー・ウィルソンセンターで演説し、また、アメリカのロバート・ゲイツ国防長官、ナンシー・ペロシ下院議長とそれぞれ会談を行う予定です。

 アメリカ政府はシン首相の訪問を重く見て、両国首脳が幾つか問題について会談を行う予定です。アメリカの南アジア・中央アジア担当国務次官補ロバート・ブレーク氏は訪問を前に記者会見し、「両国首脳の会談内容は軍事戦略協力やエネルギーと気候変動、経済貿易と農業協力それに教育と発展についての対話、科学技術衛生と革新協力という五つの分野に及ぶ。そのうち、最も関心が寄せられているのは軍事戦略協力をめぐる会談だ。アメリカは対インド兵器輸出を拡大する考えを示し、そして、最近、インドに軍用輸送機や対潜哨戒機を売却した。このほか、テロ取り締りや核兵器拡散防止での協力に取り組む」と述べました。

 一方、シン首相はワシントン・ポストのインタビューに応じ、「インドとアメリカは戦略パートナーであり、良好な関係を保っている。オバマ新政権が発足した後、このパートナー関係を強化する必要がある」とした上で、「昨年、両国が民間原子力協力協定に調印したことは両国関係にとって一里塚になるものだ。アメリカがこの協定の全面的な実施を確保することを期待している。また、対インド民間原子力技術の譲渡制限を緩和するようオバマ大統領に求める。このほか、双方は教育、医療衛生などで協力を強化していきたい」との考えを示しました。

 マスコミによると、オバマ大統領がシン首相を破格の待遇で迎え入れることは特別な意味があるとのことです。「ワシントン・ポスト」と「ニューヨークタイムズ」の論評は「オバマ大統領はアジア訪問を終えたばかり、日本で発表したアジア政策はインドに言及しなかった。また、中国を公式訪問した時に発表した共同声明は南アジア地域の平和と安定を呼びかけた。しかし、この声明はインドの不満を招いた。インドは「これは中米両国が南アジアを主導し、インドないがしろにされた」と見ていた。また、オバマ大統領が就任した後、アフガン戦略の面でパキスタンの役割を重要視、これもインド側を不愉快にさせた」としました。アナリストは「この背景の下でオバマ大統領が破格の待遇でシン首相を迎えることはインドを落ち着かせ、アメリカと中国およびパキスタンとの協力への警戒感を解かせようとする」と分析しました。要するに、シン首相のアメリカ訪問はオバマ政権の下の米印関係にとって新しいチャレンジだと見られています。

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