アメリカ通商代表部は、22日に発表した報告書の中で、「この1年、米中関係は貿易摩擦の解決において、積極的な進展が見られた」と2009年の米中関係を総括しました。

　この報告によりますと、2009年、米中は多国間や二国間の枠組みで経済貿易問題について協議し、一連の成果を収めました。また、産業政策や知的財産権の保護、クリーンエネルギーの開発などにおいて、協議を継続していくことで合意したということです

　しかし、一方で、知的財産権の保護やアメリカ産の農産物の輸入などにおいて、「外国製品の中国における販売を規制する政策を定めた」と中国を批判しています。（翻訳：玉華）