11月、中国の対外貿易の輸出入総額は前年の同じ時期より9.8%増加し、年内初のプラス成長に転じました。しかし、中国商務省の姚堅報道官は16日、対外貿易の情勢の先行きについて、近いうちは依然として楽観視できないとの見解を示しました。
統計によりますと、11月、中国の輸出額は1136億ドルに達し、5ヶ月連続で1000億ドルを超えました。輸入額は954億ドルで前年の同じ時期より27%増加しました。
姚報道官は、「現在、世界経済回復の基盤はまだ強固でない。ドル安によって大口商品の価格が上昇する可能性がある。保護貿易主義も依然として深刻である」とし、近いうちは外需の安定と内需の拡大をはかる政策を継続するべきであるとの考えを示しました。(翻訳:玉華)
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