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中央アジア・中国天然ガスパイプラインは各国協力の証

2009-12-11 15:22:16     cri    
 2007年から敷設が始まった中央アジア・中国天然ガスパイプラインは、工事が順調に進んでおり、現在大詰めの段階に入っています。実際に供給が開始されるのは2010年の5月になると見込まれています。敷設工事には、中央アジアの国々や中国のほか、ロシア、ドイツ、イギリス、アメリカなどが参加しています。これについて、カザフスタンの関係者は、「工事が滞りなく進んでいるのは、多国間の円滑的な協力の結果だ」と述べました。

 中央アジア・中国天然ガスパイプは、トルクメニスタンとウズベキスタンの国境から始まり、ウズベキスタン、カザフスタンを経由し、中国の国境都市ホルコス市までつながっています。パイプは、AコースとBコースに分かれており、それぞれの総延長は8,794kmに達し、世界最長の天然ガスパイプです。2本のパイプラインの敷設工事は同時進められており、関係各国のトルクメニスタン、ウズベキスタン、カザフスタン、中国の4カ国の他、ロシア、ドイツ、イギリス、アメリカなども参加しています。

 供給の開始を来年に控えて、カザフスタン側の責任者・サヤクメトブ氏は、「この工事は世界に注目されており、その運営は大きな意義がある」としました。その上で、「わが国と中国は、石油、天然ガス分野での協力はレベルが高く、とりわけ、エネルギー分野での協力は著しい成果を収めている」とこれまでの成果を評価しました。

 さらに、両国が協力する強みについて、「両国は共有する境界線が長く、中国の新疆ウイグル自治区の言語や文化はわが国と似通っている」と述べて、中国とカザフスタンの協力が持つ大きな将来性を示唆しました。(朱丹陽)

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