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中国、COP15合意文書に人口問題を盛り込むよう提案

2009-12-11 10:20:22     cri    
 デンマークのコペンハーゲンで開催されているCOP15・第15回国連気候変動枠組み条約締約国会議で10日、中国国家人口・計画出産委員会の趙白鴿副主任は、最終的な合意文書に人口問題に関する内容を盛り込むことを提案しました。

 趙副主任は、この日の記者会見で「気候変動は単なる環境問題ではない。これに対応するためには、人類の幸福と持続可能な発展を見据え、人口や健康なども念頭に置いた総合的な手段を取ることが最善の策だ」と述べました。

 趙副主任はさらに、「中国では1人っ子政策により、この30年で4億人の人口増加を防ぐことに成功した。現在、中国1人あたりの二酸化炭素排出量は年間4.57トンであるが、4億人の人口抑制を考慮に入れると、年間18億3000万トンの二酸化炭素を削減したことになる」と述べ、中国の人口抑制政策が世界の気候変動対策に大きく寄与していることを指摘しました。(鵬)

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