中国国家統計局、税関総署、中国人民銀行と財政省が11日、それぞれ11月の関係データを発表し、11月の中国経済は好調と見られています。
それによりますと、11月、中国の消費者価格指数(CPI)は去年の同じ時期より0.6%増え、連続9ヵ月のマイナス成長からプラス成長へ変わりました。関係者は「インフレが発生していない。景気回復の段階で、価格の緩やかな上昇は経済成長や就業の促進にプラスとなる」と指摘しました。
また、11月、輸出入の総額は前年同期比9.8%増えました。これも今年初めてのプラス成長となっています。外需の増加が大きな要因だということです。
さらに、11月、中国規模以上企業(国有企業と年商500万元以上の非国有企業)の工業増加値が前年同期比19.2%増え、連続7ヵ月の増加です。
このほか、11月の全国財政収入は前年同期比32.6%増えたということです。(藍、村田)
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