中国物流購買連合会は3日、10月の中国非製造業景況指数が62.1%だと明らかにしました。これは、中国の非製造業が全体的に上昇していることを示しています。

　一般的に非製造業景況指数が50%を超えれば、非製造業全体の景気拡大を示し、50%を下回ると、景気後退を示すと見られています。中国は2009年3月から8ヶ月間連続して55%以上を維持しています。

　中国物流購買連合会の蔡進副会長は「中国の非製造業景況指数の各データが上昇している。これからの2ヶ月も成長の勢いを保っていくなら、サービス業、特に消費財市場の成長を示すことになる。これは、中国経済の安定した迅速な発展の基礎を固めることにプラスとなる」と述べました。（Katsu/吉野）