アメリカのオバマ大統領は胡錦涛国家主席の招きに応じて、15日夜、特別機で上海入りし、4日間に渡る中国公式訪問を始めました。これはオバマ氏が1月大統領就任後の初の中国訪問です。

　中国外務省が明らかにしたところによりますと、オバマ大統領は16日上海市の指導者と会談するほか、青年たちとも対話し、同日の夜北京を訪れます。

　北京訪問期間中、胡錦涛国家主席はオバマ大統領と会談し、中米関係や共に関心を寄せる重要な国際問題と地域問題について幅広く意見を交換し、共同記者会見を行います。また、全人代・中国全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長と温家宝首相もそれぞれオバマ大統領と会談することになります。会談後、オバマ大統領は北京の名勝旧跡の故宮や万里の長城を見学します。

　中米両国はオバマ大統領の初の中国訪問を非常に重視しています。両国の外相は14日シンガポールでの会談で、「この訪問は重要な意義がある、双方はこの訪問を契機に対話と協力を強化し、21世紀における全面的かつ、積極的な中米関係を絶えず前に向かって推進していく」と示しています。(翻訳：トウエンカ)