アメリカのオバマ大統領は6日、ワシントン郊外の国家テロ対策センターを視察した際、「アメリカのテロ対策はアフガニスタンとパキスタンだけに限らない。アメリカへの脅威は世界の隅々から来ている。テロ取り締りの目標はすべてのテロの拠点だ。テロリストの隠れ家を打ち壊していく」と述べました。

　オバマ大統領はまた、「国家テロ対策センターは『アルカイダ』組織とアメリカの安全を脅かす世界のその他の過激組織による脅威を粉砕する面で確実な進展を上げた。しかし、われわれは、『アルカイダ』組織とテロリズムが依然としてアメリカにとって最大の脅威だと認識しなければならない。これは当初、国家テロ対策センターを設置した理由でもある。われわれは全力を挙げて、国民と同盟国の安全を守り、海外からのテロリズムによる脅威をなくさなければならない」と述べました。（翻訳：トウエンカ）