第63回国連総会が14日ニューヨークの国連本部で閉幕しました。今回総会のブロックマン議長は閉幕式で挨拶し、「国連は最も深刻な一年を経てきたが、そのうち最も大変だったのは国際金融危機である。現在、一番差し迫ったことは経済発展が最も立ち遅れている後進国に援助を提供し、民生の改善に取り組み、ミレニアム開発目標を実現させていくことだ」と述べました。

　ブロックマン議長は、「安保理の改革では希望が見えてきた。国連総会の役割を強化させることは議長任期中に私が最も注目したことであり、国連総会の役割を強化して初めて、審議や決断の職能がより良く実施され、多角主義的措置などをよりよく実施できることになる」と述べました。

　なお、次期国連総会の議長はリビアの閣僚トリキアフリカ氏です。（09／15　翻訳者：Ｌｉｎ）