アメリカ財務省の中国・米中戦略経済対話担当のデビッド事務局長は23日、「アメリカと中国の経済はお互いに補完しあっている。中国経済の繁栄はアメリカの利益に合致する」と述べました。
これはこの日に開かれたシンポジウムで述べたものです。デビッド事務局長はその中で、「過去25年間、中国の急速な発展はアメリカに大きな利益をもたらした。アメリカは中国の発展と経済繁栄を好んでいる。米中経済には大きな補完性がある。両国の経済政策も相手に重要な影響を与えている。このため、両国は対話を強化し、協力を実現させるべきだ。両国は世界において、影響力のある大国だ。米中の協力がなければ、いかなる国際問題の解決も出来ない」と述べました。
また、国際金融システムの改革について「中国などの新興経済体がより多くの割り当ておよびさらに大きな発言権をもつようにするため、アメリカは世界銀行、国際通貨基金の改革を推進していく。まもなく開かれる米中戦略経済対話では、米中は一連の両国問題や重要な世界問題について討議する」と述べました。(翻訳:トウエンカ)
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