新疆は中国の有名な観光地であり、その自然景観や独特な民族の情緒、風味の食べ物は国内外の大量の観光客を引き付けています。しかし、7・5事件の影響で、多くの観光団は新疆へのスケジュールをキャンセルしました。これにもかかわらず、一部の外国の観光客が相変わらず新疆地区での観光を続けています。彼らにとって、新疆の魅力は依然として変わっていません。そして、地元の関係部門は補助金を与えたり、観光地の入場料を値下げたりして、観光市場を促進させています。
ウルムチより100キロのところにある天山の天池観光区で、記者はカナダからの観光客トレバーさんと出会いました。トレバーさんは大学生で、夏休みを利用して、クラスメート4人と一緒に新疆へ遊びにきました。彼らは、カナス湖やイリをすでに訪れました。
トレバーさんは、「ここは安全ではないとは感じないし、時には緊張しているけど、完全に安全なところだと思っている」と話しました。
天山の天池は海抜2000メートルの所にあり、湖水は透き通っており、杉林が茂っており、まったく一幅の絵のようです。
これを見て、トレバーさんはふるさとを思い出しました。「ここは非常に綺麗なところだ。特にここの樹木と湖はふるさとのコロンビア州の風景と非常に似ており、なかなか親しい感じがしている」
イタリアの観光客、ステファノさんは数回にわたって新疆を訪れたことがあります。10日、彼女は家族と一緒に新疆を訪れました。「ここはほかのところと異なっている。異なる民族の人々はここで代々生活している。これは一番魅力的なところだ」とステファノさんは話しました。
新疆は依然として観光客にとって魅力に満ちているところと言えます。しかし、ウルムチ7・5事件は新疆の観光業に大きな影響を及ぼしました。新疆ウイグル自治区観光局の池重慶書記は、「12日まで、すでに国内外の3400の観光団が新疆へのスケジュールをキャンセルした。損失額は10億元に達した」と語りました。
新疆の観光業をできるだけ速く回復させるため、地元の観光局は自治区政府に案を出し、500万元の支援金を申請しました。これらのお金で毎日一人の観光客に10元ずつ補助しているほか、8月31日まで観光区の入場券を半額にするなどに利用されています。今年の下半期、新疆のトルファン地区で葡萄祭りや、和田玉石文化祭など国慶節を祝賀するイベントーが行れる予定です。(翻訳:トウエンカ)
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