二道橋地区はウルムチ市で少数民族の特徴を持つ商業区です。7・5事件発生後、ここは一時さびしくなりましたが、社会秩序が徐々に回復されたことにつれて、前のような活気を取り戻しました。
11日、ウルムチの最高気温は35度に上がりました。熱い陽射しの下で、二道橋解放南路の街角で、マイマイティさんが売っているヨーグルトは飛ぶように売られています。マイマイティさんは大声で呼び、ヨーグルトを取り出しています。忙しくて、汗をかく暇もありません。
マイマイティさんは、「小商いに満足していない、10月には、福建省のアモイで新疆の特徴を持つレストランを経営するつもりだ」と話しました。
「10月に福建へ『焼餅』を売りにいく」
二道橋地区ではいたるところに、果物や『燃餅』などを販売するマイマイティさんのような小売り人が見えています。解放南路から国際大巴扎(国際大バザール)・市場まで、一部の店舗も営業を再開しました。ウルムチ天山区政府の職員阿伊古麗さんは営業を再開した店舗をメモしています。彼女は「二道橋区では店舗の営業が続々と再開した」と語っています。
「今日は昨日よりよくなった。出来るだけ速く、多くの店舗を再開させ、正常な秩序を回復させたい。一方、すべての個人経営者も営業をいち早く再開したいと希望している。休業は彼らの生活に多くの不便をもたらした。住民も営業の早期再開を要望している」
今年25歳の若者烏斯買江さんは男性衣料品店の経営者で、彼は営業の再開を登記しにきました。彼は、「7・5事件で、店を数日間休業した。後に、生産や生活の秩序が正常に戻ったので、昨日から、商売を再開した」と話しています。
「昨日2時間ぐらい営業したが、今日午前8時半から営業した」
店内では、高校生の熱納古麗さんは母と一緒に買い物をしています。彼女は微笑みながら、「今日は町へ出かけて服を買うことが出来て非常にうれしく思っている。先ほど上着やズボンを一枚ずつ買った」と話しました。
すでに定年退職した今年65歳の漢族の周さんはウルムチにすでに50年間居住し、今日はわざと2道橋地区へきたのです。周さんは、「市場の回復状況を見ている。一人で来たのだが、怖くない。これまで、よくここの骨董品市場に来たものだ。骨董品の収集が好きだから」と話しました。(翻訳:トウエンカ)
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