ウルムチ市の「７・５事件」プレスセンターが明らかにしたところによりますと、ウルムチ市の一部の市民はこのほど、BBC（英国放送協会）宛てにウルムチ暴動について歪曲報道をしたことに抗議を申し入れる書簡を送ったということです。

　この書簡はウルムチ市団結路在住の30数人の市民の集団署名によるものです。書簡の中で、「７・５事件は、ラビア・カーディル氏を始めとした海外の分裂勢力、テロ勢力、宗教極端勢力が起こした反国家、反民族、反人類的犯罪だ。彼らは血なまぐさい、残忍な手段で、罪もない市民を虐殺し、1000人あまりの死傷者を出した。しかし、BBCは事実を完全に無視し、真実をまげてこの事件を報道していた。これに対して、私たちは強い憤りを感じ、強く抗議する」としています。

　さらに、「BBCは事実を直視し、真相を客観かつ公平、全面的にイギリスと世界に伝えてこそ、初めてウルムチ市民の尊敬を得られる」と強調しています。（翻訳：Yan）