国連パキスタン駐在の植木安弘報道官は1日イスラマバードで、国連の独立調査委員会がすでにパキスタンの故ブット元首相の暗殺事件に対して調査を行っていると発表しました。
植木報道官は、「調査委員会は6ヶ月以内にブット元首相が暗殺された真相を究明することを目指している」とし、「これからの2週間、調査グループが国連本部から調査の進捗状況を発表すると共に、パキスタン入りし現地調査を展開するための準備作業を進める」と述べました。
植木報道官はまた、「調査委員会の任務は、ブット元首相が暗殺された真相と事件の背景を調べるだけで、容疑者の量刑と処罰はパキスタン政府に任せる。6ヶ月後、調査委員会がパン・ギムン事務総長に活動報告書を提出することになる。パン・ギムン事務総長がパキスタン政府と報告書の情報を共有するほか、同報告書を安保理に提出する」と述べました。(翻訳:KH)
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