上海協力機構各加盟国の国際金融危機対応に対する中国からの支援にはに重要な意義があると外国の専門家が評価しました。
これはカザフスタン大統領戦略研究所の首席研究員で、政治博士のコンスタンティン・シロイェズキン教授がこのほど北京放送の記者のインタビューを受けた際述べたものです。シロイェズキン教授は「中国は上海協力機構の一創始国のであり、この機構で最も影響力のある国である。中国は上海協力機構で重要な役割を果たしている」と述べました。
シロイェズキン教授はまた、「当面の国際金融危機をきっかけに、上海協力機構各加盟国は経済協力を強め、これまでの協力モデルから抜け出して、中央アジア地域で大規模な協力プロジェクトを実施するチャンスを迎えている。金融危機は最終的には乗り切れますが、各国が協力して作った道路や工場、パイプラインは永遠に残る」と話しました。
上海協力機構の国際的地位について、シロイェズキン教授は「中央アジアの安全保障システムの中で、上海協力機構は重要な役割を果たしている。上海協力機構はこの地域では、中国やロシア、中部アジアのほとんどの国が参加している唯一の機構であり、中央アジア地区で活動している国際機関と協力を展開すべきだ」と語りました。
上海協力機構首脳理事会の第9回会議が6月の中旬にロシアのエカテリンブルグで開かれ、会議では、一連の重要な文書が採択される見込みです。(06/11 翻訳者:Lin)
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