イスラエルのネタニヤフ首相は24日、ヨルダン川西岸にユダヤ人入植地を新たに建設することを承認しないと述べました。
ネタニヤフ首相は、24日に開かれた閣議で「イスラエル政府は、ヨルダン川西岸にある不法な入植地の撤去を支持し、新たに建設しないことを決めた」としながらも、「入植地の自然増加を止めるのは道理に合わないことだ」とも指摘しました。
イスラエルのバラック国防相はこの日、ヨルダン川西岸にある22ヶ所の不法な入植地を段階的に撤去し、もし反対にあっても強制的にこれを実施すると発表しました。
これに対し、イスラエルの右派政権は強く反発しています。リーベルマン外相は「イスラエルは入植地の撤去を一方的に行う必要はなく、それを和平合意の一部として実施すべきだ。和平合意では、イスラエルの入植地撤去に合わせてパレスチナも措置を取らなければならないためだ」と強調しました。(鵬・金井)
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