イスラエルのペレス大統領は4日ワシントンで、「恒久的かつ真の相互尊重の和平を実現できるなら、イスラエルはパレスチナを含むすべてのアラブ国家との和平実現に妥協したい」との考えを示しました。
これは、ペレス大統領が当日、「アメリカ・イスラエル公共関係委員会」の年度会議で講演した際、明らかにしたものです。
その中で、ペレス大統領は「イスラエルは和平を実現させるには譲歩と妥協が必要であると認識した。ところが、妥協には二つの条件を満たす必要がある。すなわち、その和平は恒久的かつ真の相互尊重である。また、イスラエル人を守る和平であるべきだ」と述べました。
このほか、ペレス大統領は「イスラエルの強大な軍事力は和平を実現させる前提と基礎である」と強調しました。
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