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米の中国語の話せる州知事、中国駐在大使に

2009-05-18 15:38:22     cri    




















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 アメリカのオバマ大統領は16日、新しい中国駐在大使にジョン・ハンツマン・ユタ州知事を起用すると発表しました。ハンツマン氏が起用されたことは、ハンツマン氏がアジア、特に中国の文化に深い理解があることと関係があると見られています。

 オバマ大統領は、このことについて、ハンツマン知事は国家の利益を党派の利益の上に置く人で、豊富な学識と経験を持つことから、このチャレンジに富んだ仕事を担うことができ、大使任期中に米中両国のパートナー関係を新たな段階に引き上げることができると信じていると語っています。

 ハンツマン知事は、共和党のホープとされており、レーガン前大統領の補佐官を務めたことがあり、「ブッシュ父」と言われるブッシュ前大統領の時期、アメリカ通商代表部の次席代表として中国をはじめアジア各国との通商問題を担当したほか、シンガポール駐在大使を務めた経験もあります。そしてブッシュ前大統領の時期にも、貿易副代表を担当したことがあります。2005年の1月にユタ州知事に就任し、2008年11月に再任しました。今年49歳のハンツマン知事は、中国語を流暢に話せます。ハンツマン知事は 、「われわれアメリカ人は、より多くの中国の政治、経済の関連政策を理解しなければならない。中国の政治や、経済、文化を理解するため、言葉が分からなければならない」と話しています。

 中国語のほか、ハンツマン知事は、中国の文学と文化、特に儒教の思想に興味を持ち、「孔子が創立した儒教の思想が好きだ。道徳は人間関係の理解に役立ち、政治や、ビジネス、家庭生活などで重要な役割を果たす。そしてこれに関する書物がすきで、重要な決定を下す時と人間関係の処理で助けとなる」と語ってくれました

 中国の言語と文化のほか、ユタ州の知事として、ハンツマン知事は、中国語による教育の普及にも力を入れています。ユタ州は、小中学校での中国語教育が最も普及されている州で、82ヶ所の学校では6000人の生徒が中国語を勉強しています。これについて、ハンツマン知事は、「中国は、アメリカの最も重要なパートナーだ。中国の言語や文化を理解するのは、両国関係や国民間の理解を深めることに役立つ。従って、地元の子供たちは、幼い時から中国語に触れるようにさせている」と話していました。

 ハンツマン知事が中国駐在大使に就任すれば、次の任務に直面しなければなりません。それは、経済後退への対応、地球温暖化分野での中国との協力、また、イランと朝鮮の核問題での中国の支持獲得などです。(翻訳:李軼豪)

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