イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は16日、アメリカ大統領のミッチェル中東問題特使と会談し、「2国家方案」を考慮する用意があると述べました。
イスラエル首相弁公室筋によりますと、ネタニヤフ首相は会談で、「二つの民族、二つの国家についての討議に先立って、パレスチナはまず、イスラエルをユダヤ人の国として承認するべきだ。イスラエルはパレスチナを支配しようとしない。しかし、自国の安全と利益を守らなければならない。あらゆる政治プロセスとして、イスラム原理主義組織(ハマス)はヨルダン川西岸の支配をやめるべきだ」と述べました。
この日の午前、ミッチェル特使はイスラエルのアシュケナジ総参謀長と会談した際、「中東地域の全面的な平和はアメリカの国家利益に合致する。この目標を実現させるには、パレスチナとイスラエルの衝突を回避し、パレスチナ国家を樹立し、パレスチナとイスラエルの平和共存、共同繁栄を実現させなければならない。関係する各方面と協力し、この目標を実現させることを希望する」と述べました。(翻訳:トウエンカ)
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