IMF・国際通貨基金が16日に発表した「世界経済見通し」によりますと、経済の後退と金融危機がともに深刻になっている事実から、世界経済が長期的で深刻な景気後退に直面している可能性は高く、しかも、回復の速度が以前より遅いとのことです。
この見通しでは「通常、景気後退は1年間続くが、世界規模での景気後退は平均で普通より40%長くなる。このほか、もし、アメリカが景気後退に陥れば、世界経済の回復がさらに遅くなる」としています。
この報告はまた「厳しい経済衰退に対応するため、国際社会は調和の取れた通貨、財政、金融政策を取るとともに、金融機関の自信を回復すべきだ」と見ています。(04/17 翻訳:Yin 専門家:安藤)
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