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中国全人代チベット代表団、トロントで記者会見

2009-03-21 14:33:20     cri    

 中国全人代・全国人民代表大会チベット代表団は20日カナダのトロントで記者会見を行いました。

 カナダCBC記者の提出した国際金融危機はチベットに何か影響を与えるかという質問を受けて、代表団の団長で、全人代代表のシンツアーチベット自治区人民代表大会常務委員会副主任は、「チベットに大きな影響を及ぼしていない。これは中央政府のチベットへの投資と支援の度合いが非常に大きく、また、中央政府はチベットがほかの省で一連の内需拡大の措置や経済刺激政策を実施しているからだ」と述べました。

 また、中央政府とダライラマ個人との接触や交渉についての質問に答えた際、シンツアー団長は、「ダライラマに対する中央政府の政策は一貫しており、接触と交渉のドアはいつでも開かれている。ダライラマが祖国を分裂させる活動を完全に放棄すれば、中央政府はいつでもダライラマの個人代表と接触し、交渉する」と述べました。

 そして、ダライラマの提出した「中間道路」や「大チベット区」をいかに評価するかという質問に対し、シンツアー団長は、「いわゆる『中間道路』の核心的内容の一つは『大チベット区』を建設しようとするものだ。チベットは中国領土の分割できない一部分である。『大チベット区』という言い方はそのほかの少数民族を『大チベット区』から撤去させるだけではなく、そこに駐屯する中国解放軍の撤去も要求している。これは国家の主権にかかわっている。『大チベット区』は中国の主権を無視するものだ」と述べました。(翻訳:トウエンカ)

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