全国人民代表大会の代表である四川省の魏宏副省長は8日、四川省の地震災害後の再建で、住宅・教育・衛生などの民生に関わるインフラを最優先にすべきだとの考えを示しました。

　魏宏副省長は、「（再建で）一番重要なことは住宅の再建と教育・衛生医療機構などの公共施設の再建だ。これらは温家宝首相の言う『一日も早く幸せな生活を送る』ことにつながる。年内に再建する常設住宅、校舎、病院の95％を完成させたい」と述べました。

　魏宏副省長によりますと、四川大地震で被害を受け、いま再建が要る住宅は農村部で126万戸、都市部で31万戸あります。（翻訳：黄恂恂）