四川省の国土資源局の宋光斉局長は11日、国内外の経験から見ると、去年5月に起きた四川大地震が誘発した二次災害は今後10年間も続く見込みだと述べました。
宋光斉局長は四川省の「地質災害の予防と整備」をテーマとする専門会議で、「四川大地震が誘発した二次災害は近いうちに再発する可能性が高い。特に、今後3年から5年の間に、主に土砂崩れなどの自然災害が起こるだろう」と述べました。
四川省の関係部門の調査結果によると、地すべりや倒壊した岩石に埋まった状態の被災地はまだ不安定な状態で、再び自然災害が発生する可能性が高いとのことです。
四川省は地質災害の観測と調査を強化したり、被災地住民を移転させたり、補強工事を行うなどして、二次災害、特に地質災害による被害を防ごうとしています。(翻訳:KH)
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